内なる感情に嘘はやめよう
自分を知ることは、簡単ではありません。
何が好きで、
どのような事を日々していきたいのか考えると、
そんなにたくさんなかったりします。
例えば、コーヒーを飲むこと、だったり。
太陽の日を浴びること。
散歩やハイキングなどのアウトドア活動。
大したことでもなく、感情に余裕があればすぐに気分を良くできます。
好きな事というよりは、気持ち良いなと感じることでしょうか。
映画鑑賞や友達とのご飯なども好きな事ですが、
何か外からの愛や情報で楽しむ事であって、自分の内側から発せられる事ではない気がするので、
気持ちの良いなあ、感情がリラックスしているな、と感じれるとても些細なことを今日は考えています。
その反対も考えます。
今日、少し嫌な人から、嫌な感じのメールが届きました。
とても親切とは言えないいやがらせとも感じれる文章でした。
こういった文章を怒りに任せて返してはいけないのに、なかなかうまく返信出来ていないことに気が付きます。
ちょっとムッとした文章になったりしてしまいますが、
これが今のわたし。
自分を責めるのをやめるように、そして気持ちをフラットに戻す。
正直そのメールをくれた人はすでにどうでもいい人ですが、そのほかの人には関係ないので自分の感情をこのまま一日中怒りにしてはならない。
そうやって自分をコントロールすることを日課にしています。
嫌な人は嫌なので、それはそれでオッケーなんです。
すべての人を好きになることは不可能。
でも嫌な気分にさせてくれる人もある意味有難い存在です。
わたしがどんなことが嫌なのかを教えてくれているからです。
そこから、反対を目指せばいいと。
いままでのわたしは、どんな人にもいい顔をし、嫌な人でも仲良くなろうとしていました。
これでは、本当の内なる声を無視し、自分の考えをも否定しなければいけません。
だから今、
わたしを何が幸せにしてくれるかを考えると、
自分を否定することが、一番ストレスで嫌いな事であることが分かりました。
簡単なことで幸せを感じることが出来るのにも関わらず、
自分自身で間違った制御をかけてしまっていた。と、気が付くことが出来ました。
////内なる感情に嘘はやめよう////
自分に嘘はいけません。
嫌な人は嫌で良いんです。
もっと自分の底にある感情を大切にすることが、
もっともわたしを知る為に必要な事、
そして今、出来る事です。
自分の感情に嘘をつくことが、
どんどんわたしを見失わせてしまっている気がしてました。
他の人のせいにはしたくありませんが、
外的な要因で幸せになれるように、その反対で不幸せな気分にさせられることも事実あるのです。
しかし誰かのせいにするの前に、自分の感情に気が付くことが出来れば、
事実、その人がただ悪いわけだけでもなく、
私自身が本当の感情を否定していて、無理をしていることが原因でイライラがやってきていることに気が付くからです。
無理しなくていいんです。
それにその人に嫌いだからといって感情をぶつける必要もない。
ただああこの人の発言は自分にとって気持ちのよくないものだなあ。と、感じたら無理をせずに、受け入れましょう。
一番汚い言葉でもいいので、思いっ切り心で、
マジ、こいつくそだな。と思いましょう。
わたしが何かこの人に悪い事をしたから、関係がよくないのかなあ。とかじゃないし、それ自体考えなくてもいいのです。
もっとシンプルに。
奥にある感情を信じていきましょう。
わたしの味方はわたし。
敵になって責めてはいけません。
そうすると自然と、
気持ちが楽になります。
その楽が、わたしにいろいろな気持ちの良い感情の切り替えを可能にし、
そういった嫌な人にも少しづつやさしくなっていけるのです。
落ち着くことが出来れば、
相手も今日何か嫌な事があり、それをわたしにぶつけてきているのだと、思うからです。
内なる声を聴き、
自分を愛し、
それで余裕を作る。
その余裕があれば、そんなに人に嫌な事言われても気にしなくなります。
その負の感情が少しでも減るだけで、
一日を豊かな感情で過ごせることが出来るでしょう。
禅人