今回は、

わたしの経験をもとにアメリカの州立大学に留学するにあたって、

どのような事を知っておいた方がよかったり、

事前に必要な事は何かをお話ししたいと思います。

たぶんこの記事に書くことは、

留学前の方は、ほとんど知りません。

誰も教えてくれない内容です。

留学のお手伝いをしてくれる企業さんも、

もしかすると伝えてくれない方が多いと思います。

なぜなら、手数料が欲しいので、難しいところは隠す為です。

適当に留学して、英語学んで帰国ならばどこでもいいでしょう。

しかし、本気で勉強したい！

本気で新しい人生を歩みたいと思ってアメリカ留学を考えている方には、必要な情報であると思います。

この記事は、

• アメリカ4年制大学への留学を本気で考えている方。
• アメリカの州立大学に編入したい方。
• 海外で資格や免許の取得を考えている方。

に、向けた記事になります。

まず初めに、

通いたい大学を決める。

です。

それと同時に、

滞在先の確保、です。

大学もたくさんありますのでどこにするか迷います。

カリフォルニア州では、有名どころで、UC, CSUの大まかに二つに分かれますが、

コミュニティーカレッジ（2年制）もあり、その4年大学に通う前の学費（2年間の）を抑えて編入する学生も多くいます。

一番、授業料のコストがかからないのが、

コミュニティーカレッジ（2年）→4年制州立大学でプラス2年間(UC,CSU)→大学院(2～3年）です。

取りたいメジャー（専攻）を決めて、

どのようなクラスが次の学校や自分の取得したい資格などに直結するのかを知る必要があります。

ここは、かなり大事です。

これを知っていないと、いままで通った学校では次の目標の為のクラスがなく、

編入などが出来なくなる可能性があります。

アメリカには、

教育認定のコミュニティーが違うだけで、

卒業してもその資格が使えません。

4年勉強して、日本に帰国し就職をするなら問題はありません。

（これは、あくまで次の目標の大学や大学院に行きたい方、アメリカで資格を取りたい方は、注意が必要です。）

例えば、

私立の大学にビジネスを勉強したくて、

適当に何も調べずに4年通ったとします。

しかし、残念ながらその卒業資格が次のキャリアや大学編入などに使えない場合があります。

The US Regional Accreditation

The National Accreditation

他にもThe Association of Christian Schools International などなど。

しっかり勉強して卒業したのにカリフォルニア州での 認定が違うだけで無になります。

アメリカに留学し免許や資格を取りたいと本気で思っている方は、

来る前に絶対に知っておいた方が良い最大の知恵だと思います。

ほとんどの人が知りません。

現地の学生さんもこれは知りません。

大学選びは本当に重要な項目です。

もちろん編入や資格の為にすべてを知るのは、難しいかもしれません。

しかし、まったく知らないでいると本当にその4年間が目標には全く無意味に、

さらにはお金もかかります。

現在（２０２３年）、ここカリフォルニア州での家賃は高騰し続けています。

1Bedで、約20万円くらいです。（場所にもよりますが、大体こんなくらいです。）

なので、ほとんど多くの留学生は、ルームシェアになります。

ルームシェアの記事ももし参考になれば読んみてもいいかもしれません。

【アメリカ在住】ロサンゼルスでの部屋探し体験談 ルームメイト探しと賃貸のアパートを不動産屋（リアルター）で借りる方法

上記の記事の情報から、

きっと滞在先を決めることが出来ると思います。

州立のキャンパス内にもドーム（大学寮）があるところもあるので、

どこの大学に行くかによって変わってくると思います。

最初に行きたい大学を絞って、大学近辺で、滞在先を決めましょう。

近い方がいいと思いますが、

もし都市部の大学ですと、家賃も高いので予算に合わせバランスの取れた滞在先がストレスを少なくし、勉強に集中出来ると思います。

その次に必要なのが物理的に必要な事は、

合法に滞在する為に必要な、

滞在ビザです。

アメリカの留学にはF-1という学生ビザを日本のアメリカ大使館にて申請し、取得する必要があります。

これは、必須ですね。

しかし、アメリカ人と婚約されたり、アメリカ国籍を持っている方は、F-1（学生ビザ）なしでも大学で勉強可能です。

グリーンカード保持者も、

アメリカの大学で勉強することが可能です。

以上の事柄が、

留学前に知っておいて損はない、情報です。

• お金がどのくらい必要なのか？
• 行先の大学が将来の資格や免許取得の為に生きる学校であるのか？
• どのクラスとれば次の目標に辿りつけるのか？

これを始めに考えて、

その授業が取れる学校を選び、

金銭的にも何とか4年間、いや6年くらい通える資金はあるのかを考える必要があります。

大きい大学にはキャンパス内で、学生ビザでも働くことが可能です。

確か$16くらい１時間もらえるようです。

カフェや、教授のお手伝い、施設のお手伝いなど様々な仕事があります。

大抵、

語学留学であれば、

語学学校で他の国の同じインターナショナルな感じで、パーティーしたり、

遊びに出たりして楽しい海外生活が送れます。

しかし、

それで英語が出来るようになるかはわかりません。

やはり、

本気で難しいことをしたり頑張って勉強した人だけが、

海外で通用するスキルを取得できるとわたしは思います。

個人的に、

やはりもし本気で学びたいと思うなら、

これは真剣にもっと来る前にしておけばよかったなと思うことがあります。

英語です。

州立大学に通うと周りはアメリカ人です。

なので、英語力は必須です。

もし英語がまったくできない人でも、しっかりESLのクラスが初めにカウンセラーに組まれると思います。

人によりけりですが、2から3年くらい基礎の英会話をとる方もいるでしょう。

大学にもよりますが、

海外から来ている学生さんが多い大学でもほとんどが10%以下の割合であると思います。

UCLAは、インターナショナルからの編入が多い学校と聞いていますが、全体の割合とで10%と出ていました。

ここが、語学学校とでは異なるところです。

専攻により、数学や統計学、科学などのいわゆる、

通常科目も取ることが必須になります。

専門的な知識を英語で学びたいので、まずは言語の理解が出来ていると授業自体が楽しくなります。

初めは、

大変な事ばかりであると思いますが、

必ず楽しくなる時は来ます。

それは、真剣に自分と向き合い、

やることをやっている人だけがきっと手に入れることができます。

ひとりでも多くの海外にでて勉強や資格をこれから取ろうと挑戦しようとなさっている方に少しでも参考になれば幸いと思います。

新しいことに挑戦する人が増えてくれるといいなと思っています。

読んで頂きありがとうございます。

禅人