人との壁を作ってしまう理由とはなに?そうなった時の対処法
人から逃げるように、生活したことはありますか?
わたしは、ありました。話しかけられようとするのを避ける感じで避けていた時期があります。壁を作るのが上手になっていた時期があります。
人と話すのが面倒という感じもあり、恐れていることもあり人との会話が億劫になっていた時期があります。
そんな時期が昔あったでしょうか?それとも今そういった時期を迎えているの人もいるでしょう。
きっとその理由が分かれば、
なぜこんなにも人と話したり接したりするのを恐がっているのかが分かります。
実際に主な大きな理由は二つ、
- 人に拒絶されるのが恐い。
- 自分を自分で見下していることです。
拒絶された経験があると、人にまた拒絶されるのを極端に恐れはじめそれを知ることが出来たのが最近になります。気づかないでいた時は、まったく効いていないそぶりをしていたのでしょうか、大丈夫だと思って生活していました。
その後、3年くらいは人との関りが少なくなってきている事を実感し、きっと自分の中にある何かが変わったのではないかと意識してみるようになりました。
そこでたまたま昨日、友達とこんな話をしました。
やはり30代後半にもなると、よく遊んでいた大切な友達も結婚のラッシュ、子供の話が多くなるのでシングルや子供を持たない人たちはその輪から外れ始めている、と。
わたしは、この話をしていて最近の自分の変化に気が付きました。
その出来事は、わたしにとっては三年前ごろから気が付いていたことを思い出させてくれて、でわたしの友達は今その状況であるのだなと。
当時は、考えもしなかった孤独感。
自分の愛情に対しての欲求などが、人との壁を作り始めていたこと。
その時期に生成されたものでした。
まわりが結婚したり、子供の話で疎遠などを理由に、自ら友達から距離を置いていき始めていたこと。
自分がないがしろにされることの恐れ。
いまだに自分が『わたしはまだ結婚も子供もいない負け組』と自分を蔑んでいること。
こういった自分なんて価値のない人間だ、だから一人になるし、結婚も出来ないと自分を見下した態度で生活していた為に、誰かと話をしたりすることが極端に恐くなっていきました。
また、どうせまわりはいなくなる。付き合っても時間の無駄。
そうやって洞窟の中にこもりにこもることで、とても楽でした。
しかし、実際にはそうしているのがわたしの潜在意識からということに、気が付くととても自分が滑稽に見えてきました。
わたしは、とても脆い。そして愛に飢えていた。
それを知ることが出来たのは、自分の事をよく考えてどの出来事が、そのきっかけを作ったのかを知ることからでした。
その出来事をしっかりと見つめ直し、
なぜ自分がその時にそう思ったのか、
なぜ殻に閉じこもったのか、
今一度考えました。
二度ほどいままでの人生の中で拒絶されたり、自分だけシカトされたり、恥をかかされた、と思っていたことがありました。もっとあったのかもしれませんが、その出来事が良く考えてみると
ああ、もう人と絡むのめんどくさいと思わせる出来事と感じています。
その出来事を嫌かもしれませんが、思い出すことでいかにその出来事がさほど大したことないことに気が付きます。
わたしの経験からでは、
拒絶されたなと感じた事があるのは、アメリカに来てからでたぶんこの3年前にあった事。
わたしは、人と話すのが好きで、隣に座った人やバーとかでもよく知らない人と話すような人柄の人間です。しかし、何度か完全にシカトされました。その場で恥をかかされた気分でした。わたしも話し方が悪かったかもしれないし、その人が話をしたくない人だったかもしれませんし、理由はどうであれ拒絶されることは稀にあるということです。
大失恋の経験もあるし、路上ナンパなどの女性からの拒絶は恐れた事がないのにも関わらず、なんでその出来事がこれほどまでにダメージを与えたかというと、
『わたしの存在』自体を否定された気分を植え付けたからでした。
辱めを受けた感じがしました。
それまで周りが良くしてくれてたのか、全然拒絶感を感じた事がなかったわたしはとても脆く、傷つくの容易であったのです。
その出来事を考える時間を作ったおかげで、
自分の脆さに気が付くことが出来ました。
脆さに気が付くことが出来ると、
皮がむけたかのように自然と明るくなることが出来ました。
以前のように人に対して壁を作ることなく話をすることが出来るようになったのです。
もし、現在壁をつくってしまい人と距離を置いてしまう方は、
一度、何がきっかけで殻に閉じこもるようになったのかの原因を探ることが解決できる唯一の方法だと思います。
それを考えて知ることが出来たら、
どの出来後も必然で起こっただけであって、何もあなたが否定されているわけでもない事を知ることが出来る。実際は、とても自分勝手な考え方であって、他人が否定してきたというよりもわたしが自分を否定している感じなのだということに気が付けるはずです。
だから本当に相手は、関係ない。
どんなに相手があなたの事を悪く言おうが、自分がそう感じているだけです。
自分が、このことに気が付くことでああ、すべて考え方次第ということになるのです。
シカトされようが、
ムカつく事されようが、
人の前で恥をかかされようが、
すべては、自分自身がそう思っているだけ。
本当にそうかもしれないし、そうではないかもしれないのです。
相手に聞いたわけでもないですから、本当にそうなのかは分からないのです。
そう、それはただ自分を否定をしてるだけなのです。
わたしは、よくこういった人の事が信用できない事態が起こると決まって人のせいにしていました。あいつは俺の事が単に嫌いなんだな。とか、人種差別してるとか。相手のせいにするか人種や何か他のせいにするのです。
でも、
それは、自分の脳内で人のせいにしているだけ。
実際は、相手に聞いていないし勘違いもあるだろうし。
そう考えていることが多くなると、人に壁を作ったり(自分から人間関係を楽しもうとしない)する事なんて馬鹿げている事なんだなということに気が付きました。
現在、わたしは初めてのアラスカ旅行中ですが、もう完全に殻をやぶりいつもの自分を取り戻すことが出来ていることを実感しました。これを気が付く為にこの旅行を計画したのかもしれません。
恐がることはありません。
死を先に考えられたら、人間何とかなれるもんです。
人に嫌われるということは、
自分がそういった状況を作っているし、そういう見方をしているのすぎない。
いじめだって見方を変えれば、注目されているってことです。だから、強く自分を持っていきましょう。そうすることですべての事が、対処可能になるのです。
あなたには、価値があります。
ただ自分で価値のない人間とおもわないだけでいいのです。
簡単ではないかもしれませんが、それは自分次第です。
まとめると、
人間関係で壁を作ってしまった時は、
- 原因を知ること。
原因が分かったらもう簡単です。
実際自分自身が勘違いしているか、見下しているだけです。
頭を上げていきましょう。
すべてが自分次第なんです。
わたしたちが、人に対して嫌悪感があると相手も感じます。
壁をとっぱらったら本当に楽しい毎日が待っています。
とっぱらっていきましょう。
禅人