最近は、自分を知るという事を中心に思った事や感じた事を記事にしていました。

わたし自身、

自分が何者かわからず、

本当は何がしたいのか、

どんな匂いが好きなのか、

本当に好きな食べ物や音楽は何か、

どこに一番時間を使い幸せを感じているか、

などのいろいろ自分のすでに知っているだろうと思うことでさえも、今一度深く考えてみることでした。

時間がなく、

特に忙しい方は、なかなか時間を使い考える事ができないのではないのかと思います。わたしは以前、頭の中を空っぽにする時間はなかった、

いや、作ろうとしていなかったと思います。

とにかく生産性のある何かに時間を使うほうが優れていると考えていたからです。

何もしないでじっとしている時間は、

もったいなく、人生の浪費だとも考えていました。

現在では、自分の事を真剣に考える時間を作ることの重要性に気づいて、それの為に時間を作って本当良かったと心から思っています。

わたしの事を知らないまま、

お金の事や将来の心配、

まわりと比べたり、

自分が本当に好きかどうかも分からない生産性あるぞ的な事に時間を割いたり、

世の中の大きなことに目を向けすぎて、一番身近な自分と言う存在の研究を怠っていると一生何かに縛られながら生きるしかない。

なので、

この研究に時間をかける価値はあるのです。

////自己研究の先には////

自己研究は、自分だけの為だと思っていました。

わたしが、楽しく生きる為の研究。

そう思っていましたが、実はもうひとつこの研究で気づいた事があります。

それは、

自分の事を知ろうとしたら、

相手の事にも、もっと興味がでたのです。

自己の探求により、こんなに深い感情で物事を楽しめている自分がいるのであれば、

たぶん相手もいろいろな表面上でない何かを持っていて、

それに興味が出ました。

きっとしっかりと相手を知ることは楽しい、

それは自分と比例しているんだな、と。

結局は、

多くは浅い付き合いなんだなとも思います。

友達でも表面上のお付き合いばかりで、相手の本当に好きな事を探求したいと思ったことはあまりないかもしれません。自身の事を知り、初めてそういうのなら知ってみたいと思ったのです。

自分が分からない場合は、大抵妥当な答えをします。

わたしも以前好きな音楽はと聞かれたら、相手に合わせるか、もしくはかなり簡単に音楽全般的に好きだよって言ってしまっていました。

しかし、本当に今好きなのは70年代のジャズ。

このように相手もきっと同じように、妥当な答えの先にもっと好きな今現在はまっている音楽があり、

それをどのようなタイミングで、どのような環境で聞くのが心地よいのか、とか。

はたから見れば、ちょっとめんどくさい人になるかもしれませんが、

こういう事が知りたくなりました。

相手が本当に求めているモノを知りたい。

それには、価値がある気がしています。

今日は車のオイル交換に行きました。

すごく忙しいお店です。

忙しそうなので質問はしていませんが働く人を見ていると、この人たちがリラックスしている時はどのような音楽とどのような過ごし方が好きなんだろうなんて考えていました。

待っている時間に、今日何をしなければいけないとか考えずに、

ただ深呼吸してみると、

そこにはもっと身近に、

何か幸せとなる知恵がたくさんあり、

そうやって過ごすだけでも充実した人生が送れることでしょう。

禅人