他人の価値観で生きないこと
皆さんは、どのくらい自分の生活に満足しているでしょうか?
わたしは、常に何かを求めていて、
満足することはできないと思っていました。
満足という表現がおかしいのかもしれません。
最近読んでいる、William Ury さんの本から感じた事があり、少し話そうと思いました。
幸せになるには、
思考を変える事。
やはり、最高な状況や最悪な状況は、人によって感じ方が違うことです。
通常、
宝くじ1億円当たったら、幸運で、
手足を事故で失ったら、不幸。に、なりますよね。
不幸と幸運との基準は人間社会が決めてしまっているから、
そう思ってしまいます。
例えば、
結婚している人が幸せで、
していない人は幸せでない、とか。
わたしもそう思っていました。
と、言うかそう思わせる社会があり、確実に関係しています。
テレビや、ソーシャルネットワーク、インターネットの情報社会で生きるわたしたちの頭の中はかき乱されて、不安や焦り、怒り、
自分でいったい何が幸せなのかが分からないなど、
五感を感じ取る右脳が、弱ってしまっているのではないかとも感じました。
今をどう生きるかではなく、常に明日や将来の事を考え、不安になる。
音楽も景色もまともに楽しめるわけがありません。
確かに、
お金や仕事の事を将来の為に考えておかなければ、結婚はおろか、ホームレスが待っているかもしれません。
しかし、その基準自体が人によります。
生まれた場所や環境によっても、価値観が違うので、
わたしが海外に出て良かったなと思う一番は、
この感覚が養われていることです。
もっといろんな常識があり、その常識すらも実は常識でない。
最近、試みている自分軸を基準にすること。
それが、一番現在に必要な事であるのでは、と感じています。
自分軸とは自己中ではありません。
自分の考えをまず大切にして、人の考えだったり思考を思いやるのです。
自分も大切にし、それと同時に他者の事も考える。
価値観を相手に押し付けず、他人の価値観の中でも生きない事が、
自分軸で生きる事だと思います。
////他人の価値観で生きないこと////
仕事がないから、不幸と考えるのは自分自身です。他人ではありません。
結婚できないから、誰からも愛されない人、ではありません。
人生が、
なんだかつまらなくていつも何かを求めているのも、
わたしたち自身が何かの刺激的な情報や、
今足りていない何かを頭に入れ、
脳がそう考えさせているからです。
本を読んでると毎度、はっとさせられます。
幸せは、自分で決める。
し、いつでもそうできます。
わたしたちが、どんな状況であろうがすべては自分次第です。
人生は、とても慈悲深いです。
満足しているかなんて、
それは、状況や環境は関係なくて、
常に自分らしく、
落ち着いて物事を考え、
安らかに生活しているとそんなことは正直どうでもいいんだな、と思いました。
昔、友達に何パーセントくらい今の生活に満足している?
と、幸福度に関して話をしたことを思い出しました。
当時の自分に対しての評価はとても厳しく、30%くらいと答えていたと思います。
それは人の価値観の中での評価だったと思います。
社会基準での幸福度であったはずです。
実際は、どうでもいい評価でした。
自分で自分を不幸せだと思うこと。
と、なんとも意味のない事をしていたな、と気が付きました。
すべては自分の思考です。
今、この瞬間から幸せになれるのです。
何者であるかは、関係ありません。
コーヒーの匂いと、
何やら好きな音楽が、頭の後ろから流れてきています。
本当に贅沢です。
感覚を使って人生を豊かにしましょう。
禅人