この円安やばい? 円の歴史から見える現代社会に対して先祖がわたしたちに願うこと
日本の経済状況が気になり、
円安の加速化に関する記事などを読んでいました。
現在、日本円の価値は、1米ドル=146円。
円は、360円からのスタートだと思っていましたが、明治4年(1871年頃)1円=1ドルの時代もあることを初めて知りました。
明治4(1871)年に円、発行スタート。
昭和20(1945年、ちょうど第二次世界大戦が終わる)年頃は、15円。
昭和22(1947)年には、50円。
昭和24(1949)年には、なんと360円。数年で円の価値がかなり変わりました。
昭和46(1971)年ころから360円から少しずつ変わり初め、
平成元年(1989)には125円までになりました。
平成23(2011)年には、76円と円高になった時もありました。その当時ちょうどアメリカに来たのでかなり得をした気分になったのを覚えています。
このように、紙幣の価値は変わります。
それで、今まで買えていたものが今後買えなくなる可能性があります。
1ドル=360円だったらもうアメリカの製品を買おうと思わなくなります。
今回のこの円安がどのくらいまで掘り下がるのかは、評論家でもないのでわかりませんがわたしが思うことは、日本の国民がどのくらいこの円安や現在の日本社会に対して気にしているのか、不安があるのかです。
たぶん、そこまで多くの人があまり気にもしていないようなことなのかも知れません。
海外に出てきて見て、いろいろな国の方から日本が今まで周りにしてきた功績を良く聞きます。そして、国民のすばらしさを良く頂くものです。
紙幣の価値は変わりますが、そう、国民性の価値は変わりません。
しかしながら、日本にいた時。
わたしは、このような外の意見を知ることはできませんでした。さらには、日本のことすらもあまり気にしていませんでした。住んでいるので、自分の仕事や家族や友達や趣味やそういったことしか考えた事がなく、国がどうとか、国民がどうとか一切考えた事がありませんでした。
でも、今になってわたしは国民であったのにも関わらず自国のことに関して全くの無関心であった事に気が付いた時、自分の向上心のすべてが、実は昔の日本から来ているものであって、先祖がどうにかしろと言ってきているような気がしていました。
あまりにも余計な情報や快感(ドラッグやお酒など、人間の快感や不安を軽減する為のもの)を得ることが簡単で、苦痛に耐えながらも何か情熱を強く心を持ってやり遂げられることが出来る人が少なくなったのでないのかと感じていました。
それをこの円安で感じています。
政治のことはよくわかりませんが、
そろそろ本気モードにならないといけない気がしています。
本気モードというのは、もっと自分も含めひとりひとりの役割が与えらていることに気が付きそれに基づいて行動していく事です。
なんのことを?と思うかもしれませんが、
その意味は、
自分のしたい事を本気でする。
ということです。
多くの企業に働く若い世代の人たちやしっかりと自分の目標をほんとは持っているのに会社を抜けると生活が出来なくなるので好きでもない部署に居続けたりする。
例えば、サラリーマンの人で本気で仕事を好きでやっているのでしょうか?
いやいや仕事に行ってただデスクに座り、時間を過ぎるのを待っている方がいたらそろそろ本気モードになって、好きな事でパワーを爆発させる必要があるのではないでしょうか?
日本には、そういった環境に居続ける方が多い傾向があります。
みんな正社員雇用が、あたりまえで、そうでなければ草。
これは、そう思ってない人がいても社会全体がそう思っているので、アルバイトは正社員より価値がないとか、自分で好きな事をしている人よりいい会社に勤めて良い給料もらってるから偉い、とか。
このことを海外では『日本病』(Japan Disease)と言われています。
国全体が、基準と違うことを始めたり発言したら全員で叩く。同調圧力半端ないです。
横並び主義をやめない。みんなが一緒でないと間違い。
ある意味独裁主義。トップが決めないだけで、出る釘打たれるなら、社会主義となんら変わりません。
そのようなここ30年かそこらで出来た、社会の基準に従う。
これをわたしは、わたしたちの先祖がやめろって言っている気がしました。
昔、小さい頃、自分が楽しいなと思う瞬間がたくさんあったのも、
自分に正直で、あまり人の目も気にせずに行動をしていたからです。
大人になってから、
謎の固定概念に侵されてしまいました。たぶん、それは日本国民全員でしょう。まずはこの病気と闘わねばなりません。
だから、わたしは気が付いたのです。
そろそろ本気モードに変えなきゃいけなくない?と。闘わないといけない。
いままでしたくない事に時間を費やしたりしたことも、今になっては必要だったこともありますし、しかし、それを死ぬまで一生やってはいけません。
そう、それを今回言いたかったのです。
正社員雇用で、会社に毎日長い時間働いているとても素晴らしい日本国民の方。
生きる気力を取り戻す為に、もっと自分の気持ちに正直になってやりたいことをしませんか?お金の関係で今すぐに出来なくても、小さくサイドビジネスでもいいし、初めはお金にかかわる仕事でなくても、自分の本当にしたい事を初めてみませんか?
そこから、自分なりの何か素晴らしいものが生まれます。
好きな事の集中力は、ほんとうにすごいんです。
好きな事する事では、生きていけないと思うかもしれませんが、好きな事をしていないで生きているということは、もう死んでいるのと変わりません。
わたしは、
日本の経済ひどくなったのも、この円安が進むのも、こういった社会のある一定の概念によって国民を抑制で固めてしまったことが原因だと思います。
わたしも某企業で働いていた時、店長職であったので遣り甲斐はあったものの、最終的には時間通りに会社に出社し、給料さえもらえればいいと思っていました。リスクもなく、雇用が守られていたので、首を切られることもありません。
1時間や2時間、8時間、時には15時間とか。自分の人生を給料をもらうために、どんどん無駄にしていることに気が付きませんでした。
お金は大切です。
ないと困ります。
でも、給料でなくてもお金は生み出すことが出来ます。
どうせお金を作るなら、やりたくないことで時間を無駄にするよりも、自分の時間を自分の人生を優雅に過ごし楽しく仕事して死にたくくないですか?
わたしは、後者。
自分の心が燃える事、それで人生を生きていきたい。
そういった方を増やしたい。
本気でそう思うようになりました。今回の円安を見ていてもその、本気モードのプレイヤーを増やすだけで変るような気がしています。
政治の対策よりも国は、国民で変ります。
やはり日本という国は、国民一人一人に価値があります。
政治家や起業家だけが変えられるというかもしれませんが、
自分の給料は良くならない、仕事は楽しくない、実は、自分自身であきらめてしまっていることに気が付いていますか?気が付いていてもなにもやらないのは、あなたが自分のこころとの対話をしていないからです。
今からでも気が付けます。
好きな事で、自分の時間を使うのと、やりたくないことにお金の為に時間を使うのとどっちが人生を生きることになるのか。今一度考えてみてもいいのではないでしょうか?
たぶん、
いままで辛かった電車通勤や謎の会議など、無理している自分がいることにたくさん気が付きます。それが、あなたの諦め感を生んだり、やる気を削いでいる原因です。
そういったすべて何のために?の時間を自分の何か心が動かされることに変換させ、それに時間を使いましょう。そうすることで、諦めていたこと、もうどうしようもなかった、変えられないと思っていたことが、変わり始めます。
最後に、そのやり方ですが。
初めこれを考える時は、もう侵されているので怠くて変えたくなくて本当にこのまま死ぬのもいいと思うかもしれません。
もしもあなたが、そういったものが心が躍ること分からない、常に面白くない、ダルい状況であるのであれば、
一度体を動かすことを始めましょう。
- 散歩が一番いいです。30分くらい毎日散歩。
- ジムで筋トレもいいです。
とにかく、なんでもいいので、体を動かす事。
それで、テストステロンの数値が上がるので、少しづつ怠さを軽減できます。
怠さを克服し、やる気を出ないと何も始まりません。
初め、多くの人が『もうこのままでいい』とあきらめている状態なので、その状態からでなければ最高の自分を味わうことが出来ません。
もし仕事で疲れて何もできないといった場合は、
先ほども言いましたがサボりましょう。
どうせ会社はクビにはされないでしょうから(たぶんまだ)、どんどん自分がいらないと思う事、本心が行かなくていいと思う会議や、そういった時間はサボりましょう。
その時間を運動の時間や、脳を休めたりする時間に使いましょう。
そうすることできっとあなたの脳も少しづつ病から解放され心を踊る楽しいこと、
見つかると思います。
わたしもそうやって自分のやっと心が燃える、時間を何時間やっても飽きないことを見つけました。
人生はあなたの人生です。
是非とも今一度、自分の一日を見直し本当に自分のしたいことに全員が火を燃やせるようになって頂ければ、必ず日本は良くなります。それが、代々先祖が今わたしたちに向けているメッセージであります。
昔の日本は、貧しかったけど、なんか今よりは確実に燃えていて楽しそうにみえます。
やはり仕事も恋愛もこの地球では、
情熱、自信、それがこの世のすべてですから。
読んで頂きありがとうございます。
禅人