アメリカでの差別問題、悪口や誹謗中傷を受けた時の対処法

生きていれば、時に悪口を言われることってあると思います。

どんな気分でしょうか?

多くの方がムカついたり、なんか残念な気持ちになったりするのではないでしょうか。

やっぱり、悪口を陰で言われていたり、SNSなどで誹謗中傷のようなコメントを受けたりするといい気分しないですよね。

海外に住んでる人の中には、

物心ついたころから人種による差別や偏見などで、悪口や陰口をたたかれることも少なくありません。

言葉でも暴力も立派な犯罪です。

そこで今回は、

そういった悪口や誹謗中傷を受けた際にどのような心持ちで過ごすことが、

気分をそこまで害すことなく生活して行く事が出来るのかをお話ししたいと思います。

この記事は、

  • 悪口を言われてムカついたり、気にしてしまう方。
  • 過去にいじめや虐待などを受けて他人に対してトラウマを持っている方。
  • いつも嫌な事を言われた時に気分を損ねてしまう方。

に向けた記事になります。

初めに、悪口を言われることに対して嫌悪感がある。

それが嫌な気分や自分自身を見下してしまう原因になってしまいます。

例えば、

わたしの話をすると久しぶりに訪れたのライブハウスの話があります。

久しぶりに顔を出したら、一人の男から一見馬鹿にされたような発言を受けました。相手はそのようなつもりで言ってないのかもしれませんが、少しイラっとしました。

ここで、何が言いたいかというとその感情が生まれた大きな理由は、私自身がそのバー(雰囲気)に対してアウェイ感を感じてしまっていたことが原因です。

ここが、重要です。

相手が悪質的に何かを言ってこようが、悪い意味にとらえないようにする。

それが気分を下げない為に重要になります。

結局は、自分次第で悪口も悪口でなくなることがあります。

わたしは、悪口を言われたこと、それは彼に注目をされているということです。

大抵の悪口や誹謗中傷してくる人たちは、

その相手が妬ましい、

注目してもらいたい、

相手を認めたくない(すごいから)、

と、いった気持ちがあるのです。

興味のない人には、嫌がらせしません。

時間も使いません。

だから、悪口言われることって一目置かれているってことなんです。

というか、そういう事に自分で勝手にしておくのです。

結局のところ、相手に対して逆上したり、どういうつもりで言ったかを考えていても無意味なので。

勝手に肯定してしまうと、まったくイライラが消え去りました。

自分自身の存在に対して否定的であると、相手からのどんな言葉も悪く聞こえてしまうのです。

実際に、嫌な意味で言っている人や差別はこの世の中にはあります。

しかし、そのような相手は変えられません。

自分に対して否定的にならないだけで、

同じ言葉が違った意味でとらえることが出来るのです。

自分自身に否定的になるのは、

本人の過去のトラウマやパーソナリティー障害なども原因として挙げられますが、

海外でいえば『環境』も原因の大きな一つになります。

やはり、アメリカでは人種差別がちりばめられていて、いたるところで感じます。もし、海外に長く住んでいてそれを感じた事がない、もしくは気にしていない人は、ラッキーですね。

わたしのように、

差別を経験し、一度劣等感を覚えてしまった方は悪口を言われたときにへこんだり、ムッとしたり自己否定してしまうのかもしれません。

そして、肩身が狭く感じたりすることもあるのです。

アメリカでアジア人であると、

白人さんのみしかいないレストランやバーなどであからさまに嫌な態度に変わり、注文を取ってくれなかったり、

アジア系の人気アーティストなどを比喩に馬鹿にされたりしたこともあります。(アジア人全般をBTSで例えたりする人がいます。)

例えば、BTS自体が良い悪い好き嫌いというのではなく、

その人個人の人格までもアーティストなどを例に人種によって差別してくるのです。

上記のような体験や嫌がらせなどを受けた場合は、

その環境にいるだけで、

自己否定を作り上げてしまっているのです。

これを打破するには、

『アウェイに感じる』場所を避ける。

少なくするといった感じでしょうか。

  • 行く場所で、嫌だなと感じた場所には無理していかない。
  • あえてそこは自分を痛めつけない。
  • ただ相手に注目されているだけと思うようにする。
  • 相手は、病気なんだと思う。(実際になんらかの精神病だとも思います。)

悪口やあなたに対して攻撃してくるような人たちは、完全に自分に自信がありませんし、ナルシシズムを持っています。

とある高校生男子がクラスの女の子二人に、履いていた靴を馬鹿にされたのでその事を気にしていました。

彼はメキシコからやってきたばかりで、慣れない英語での外人扱いや肌の色での差別もたくさん今まで受けたのでしょう。

彼の靴がとても魅力的で、わたしがかっこいい靴だねと伝えたところ、さっきはバカにされたと言ってきたのです。

もし馬鹿にされたり、

差別されたり、

嫌な気持ちになったとしても、自己否定をやめ少しでも前向きに考える事が出来れば、必ず誰かがかっこいいねと言ってくれると思います。

常に思考は自分次第です。

悪く聞こえないように、

すべての物事をいいようにとらえることができれば、

きっと人生はより豊かで幸せな毎日を送れることでしょう。

禅人

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です