【人生が変わるシリーズ】幸せとは?自分を受け入れたいと強く思っている方におすすめの本
最近のわたしの趣味は、
夜寝る前に『Potcast』を聞くことになっていますが、
その時にちょうどある本の著者さんが幸せについて話をしていました。 Arthur C. Brooks さんという方で、その本が気になったので、読んでみることにしました。
わたしのブログでは、
本作の内容はほとんど話しませんが、(ご自身で借りたり買ったりして読んでもらう方がいいと思うので)それにより個人的に良かった経緯などを自分なりの状況に置き換えてお伝えできればと考えています。
この記事は、
- どうすれば幸せになれるのかを知りたい方。
- 今の自分に納得がいかずに満足が出来ない方。
- 人と比べてしまう方。
に、向けた記事になります。
初めに、
人生は多くのことを求めていると幸せになることはできません。
例えば、有名になりたい。
テレビなどに出れるようになりある程度有名になっても、今度はハリウッド映画に出てみたいと思うでしょう。
結局のところ、
人間の欲望には終わりがありません。
ここに執着があるといつまでたってもあれが足りないこれが足りない、もっともっともっととなってしまう為に、今の自分に幸せを感じれることはありません。
わたしは、
以前まで常に人と比べる癖があったのでとても楽しくない毎日でした。
どう考えても自分よりもお金を持ってる人は沢山いるし、有名な人もたくさんいます。
かっこいい人。
お金持ち。
超かわいいセクシーな彼女と何人も付き合ってる人。
著名人。
などなど、人と今の自分を比べるとキリがありません。
でも、自分がなぜそうまでして他人と比べてしまうようになってしまったかを考えさせられました。
そう、この本の初めには、子供の頃はそういう人に見られてどう思われているかの欲求が低いと書いてありました。
確かに、本当に小さい頃(幼稚園とか保育園あたり)は自分に素直で隣のなになにちゃんはお金持ちでいい!とか真面目に考えてはいなかっただろうし、
たぶん小学校辺りからそういった人と比べられる事が増えて、比べるようになったと記憶しています。
テストもそうだし、運動会などの100m走なんかもそうですね。
だから社会に入ると比べることが多くなるのです。
比べる相手も多くなり、ますます自分の存在がみすぼらしくなります。
他と比べると劣っている、と。
でも、わたしが一つ気が付いたことがあり、それが最近わたしの幸せを生み始めています。
それは、周りが比べる人ばかりだったということに気が付けたことが言えます。
それに気が付いたころには、
もう幸せに感じることが少なくなっていました。
何をしてもその結果が自分なりにいいかわるいかよりも、誰かよりも勝っているかどうかが基準になっていました。
ビジネスを始めて軌道に乗っても、上には上がいます。
他の人の方がいい車を持ってたり、いいところに住んでたりするもんです。
あるビジネスオーナーに、『お金が出来たんだから、もっといい家に住んでいい女を捕まえる為に自分に還元しなよ。そうしたらすぐ女出来るよ。』とアドバイスされたことがありました。
その方は、常に良い家に住んでいて家族も持ち。
そしてよく口にしていたのが、子供もいて大変~あなた(わたし)はシングルで楽そうでいいとか、家賃も安くてうらやましいなどよく言われていました。
そして大抵お家へ招待された時には、いつも自分は彼よりも足りていないなんか負け組のような感覚にいつもされていました。
この時に、付き合う人を考えなければならないと思うようになりました。
自分のレベルに合わせるという事ではなくて、
現在の自分の存在を否定してくる人たちから離れる必要があるということです。
あたかもあなたを否定していないような感じで話をしてくる人がほとんどなので、
その事実に気が付かないと一生自分を傷つけられながら、幸せになることはありません。
その環境から脱却する為にも、
自己肯定感をある程度高めていかないと気が付かない為です。
そういった自分を比べてくる人間は、
友達の場合もあれば、家族のメンバーだったりもします。
もし、自分に価値がないと思うような、自分はいつも足りていないと思うようなことがあるならば、一度人間関係を見直す、もしくはどれか分からない場合は一度一掃してみて下さい。
自分で、わたしはそういった人間関係に気が付くことが出来るはず!と思う方は、以下のことに注意して彼らとの会話を試みて下さい。
1.あなたがなにかの功績を伝えたら、わたしのほうがすごいとかぶせてくる。
2.お金や資産に関して、自分の方が持っているなど自慢してくる。
3.あなたの話を聞いていないことが多い。
4.あなたが何か彼らにしてあげないと怒る。
5.あなたが時間を使うが、彼らがあなたに使う時間はない。
6.すごいね!わたしなんて~だから。と応援をしているように見えて実は心のそこではあなたの成功をうれしく思っていない。
会話の中で節々で出てくる、
他人との競争感やどちらが偉い、どちらがお金持ちで価値がある人間であるか。そのような会話が垣間見ることができるはずです。
このような、人と比べることで自分の価値を高めている人からは距離を置くことで、あなたは幸せを得る事が出来ます。
ソーシャルネットワークも、人と比べるツールになるので見る量を減らすことで、比べる事を少なく出来ます。
比べる事を重点にしている人間関係を経ち、
SNSなどからくる大量の情報を減らすことが出来れば、
かなりの割合で幸福感は上げる事が出来ます。
それが、出来たら次にするのは、小さな幸せを感じるようになることです。
というのも結果への執着を無くすだけです。
成功しないといけない。
これでは、いくつになっても幸せにはなりません。
一つ成功してもまた新しい成功が欲しくなります。
これには終わりがありません。
なので、それよりもプロセスを楽しむようにします。
自分が、少しづつ成長出来ているかどうかに重点を置くことです。
年を取れば、それだけ活力が若い頃よりも減ります。昔できていたことが出来なくなり、仕事がうまくいかなくなることが出てきます。
そうなった時に、
以前の自分と比べるよりもはるかに有能なのが、新しい自分のスタートです。
結果に重点を置いていると、
また一からのスタートする事が地獄から這い上がるかのように大変と考える為に、楽しむことが難しくなるので、
昨日よりもちょっとだけ新しいことに時間を使い、
それを楽しむようにしましょう。
この本を紹介した理由は、
一度成功した多くの人が幸せになれていないということを記しているからです。
私たちは、常に成功や名誉を追い求めますが、最終的に不幸せに死んでいく事がほとんどです。
なので、どうせ死ぬなら、
無駄に他人と比較することをやめて、
自分自ら歩みを楽しむようになれなければもったいないと思います。
誰かと比べても何の意味もありません。
自分がどういうことで、一日の幸せを感じることが出来るのか?その方がよっぽど大事という事なんです。
でも、あまりにも現代社会の荒波の中で生活していると、
正直まったくそれを考える余地がなく、
また成功と欲望の淵に立たされ、偉くならなければ、金持ちにならなければ、価値がないという考えに戻ってしまします。
是非、この本を読んでみて自分の本当の幸せと向き合う時間を作ること。
それを考える事が出来れば、少しずつ良い方向へ進むと思います。
この度は、読んで頂きありがとうございます。
禅人