負けず嫌いでいつも人に嫉妬してしまう どうすれば克服できる?映画ロッキーに学ぶ精神論

わたしは、映画ロッキーシリーズの大ファンです。何か事があるごとに観ています。

映画ロッキーは、ただのボクシング映画ではないからです。ロッキーマジ最高です!家に、ポスターもあります。本当にいい映画なのでもし観ていない方がいましたら、初めのからロッキーファイナルまですべての映画がおすすめです。

と、そのロッキーからの学びは実はたくさんありまして、時にすごく人生に大切なものや、人間関係、こころの在り方など、参考にさせてもらっています。

今回は、映画のネタばれにはならないぐらいのわたしの主観で、話させて頂きます。

この前久々にロッキー3を観た感想は、嫉妬がテーマな気がしました。

昔は同じくらいの価値観を持っていた人たちが、自分より優れているように見えたりすることありませんか?

その馴染みだったあいつが、急にお金を多く稼ぎだしたり、有名になったり、急に立場が偉くなってしまったりすると複雑な気持ちになります。社会的地位があいつよりも劣っているように感じ不満で、今の自分以上に何かを持ち合わせている人に嫉妬する。

あいつに、負けている、悔しい、と嫉妬してしまうことってあると思います。

そこで今回は、映画ロッキーの話ではないのですがそのシリーズ3をみて嫉妬心を学ぶことが出来たので、そのお話をしたいと思います。

この記事は、

  • 友達によく嫉妬してしまう方。
  • 負けず嫌いな方。
  • 人のことを気にしてその場を楽しめない方。

に向けた記事になります。

資本主義社会がある限り、わたしたちから嫉妬の心はなくならない気がします。唯一、終わらせることが出来るとすれば、完全に人間社会から離脱するしかありません。もしくは、人のことを気にしないくらいに、自分のしていることに集中するしかありません。

負けず嫌いな人はゲームに負けたりしたくないし、勝った人に嫉妬してしまいます。わたしも本当に子供のように負けず嫌いな時がありました。

去年久しぶりに会った友達とのビリヤード対決の時。

一度も勝つことが出来ずに、超イライラしてしまいました。大人げないなと思ったのですが、その時に友達もわたしの気持ちを悟ったのか、『おれも負けたくないから、同じ気持ちでプレーしているよ。でも楽しくやろうとするんだよ。』と。

その時に、はっとしました。このゲームをしているのは3人で、みんな負けたくないのか。自分だけがそう思っていると勘違いしていました。そう、自分だけが負けず嫌いなわけではありませんでした。

ここに克服とは言えないものの解決策が見つかりました。それは、

  • 人生は勝ち負けではないことを知る

みんな負けたくない。勝ちたい。下に見られたくない。でもそれ以上にゲームを楽しくしたい。そう思うことで嫉妬心を軽減できるのです。通常、自分だけが勝ちたい!と思っていると彼らはわたしを舐めてかかってるかのように見えてしまいますが、実は彼らも必死にやっているのです。

特に負けず嫌いの人には、この『どうしても勝ちたい。けど、楽しむが先。』を心に刻むことで、勝ち負けにこだわることが、二番目になれば少しは気が楽になります。負けてもいいやではなくて、ゲーム自体楽しむが先、です。

これは、結果を気にしてしまう人が陥る罠です。わたしもこの超イライラしたことで、まだまだ修行が足らないと思いました。

勝ち負けの結果よりも、その途中のプレイを楽しむ事が最優先であるのです。自分自身の好きな事を集中してやって楽しんでいれば、周りがとても上手であったり、イケていたり、魅力的であってもあまり気にしなくなる気がしました。

その勝負事でもその相手に気持ちを向けるのではなくて、ただその場を楽しむのに気持ちを向けるのです。

ただ、一緒にいる友との時間を。それだけを感じ楽しむだけです。

結果に執着せず自身の不安を少なくすることが出来れば、嫉妬することも少しずつ減っていくことに気が付きました。

勝つか負けるか、その不安が、自信を無くさせ嫉妬心を生むのです。

なので、人がうらやましいなと思うことが多くなったら自信を失わないように、自分の得意な何かに没頭してみるといいと思います。なんで、こんなに勝ち負けを気にして不安になるのだろう。と、思えたら勝ちです。

何で、勝ち負けを気にしてしまうのか、その原因は、

  • 自分への評価が低いから

わたしは、ビリヤード対決のようにたまに勝ち負けに執着し、相手の勝ちをうらやましく思うことがあったりして嫌な気分に駆られますが、最終的になんでこの気持ちが来るのかをたどるようにしています。

そうすると、自己肯定感が低い時に決まってそのイライラと共に嫉妬があらわれます。この嫉妬心を落ち着かせるには、自分の存在を肯定することが出来れば簡単ですが、その日に例えば大きな失敗をしたり、自分のことがうまくいってない時なんかはなかなか難しいと思います。

そこで、死を考えるようにしています。

いきなり何を言うのだと思うかもしれませんが、死を考える事ですべてのことが小さく見えます。今日してしまった自分の失敗や、勝負の行方や、死んでしまえばわたしの勝ちなんて一瞬にして消え去ります。そんなのもうどうでもいい気分にしちゃいます。

ここで映画の話から例えると、勝負に勝ち続けてチャンピオンになったが、急に一文無しになり初めからやり直しやさらに下のどん底に落ちる事だって人生にはあります。だから、死ぬことを考えてみてまあまだ生きているしどうにかなるだろうと思う精神を少しづつ養うのです。

死を考えて、今していることを存分に楽しむようにするのです。お金も名誉も死んでしまえば自分では使えません。そのように、社会的地位への意識や今自分が持っている相手に対しての嫉妬を出来る限り少なくすることで、少しずつその呪縛から解放され自由になります。

そして、あとは単純に今日を楽しむだけでいいのです。

どんどん嫉妬心と変わるような執着は捨てていきましょう。

もしも、なかなか自分の価値を感じることがうまくできない人がいましたら、【人と比べてしまう癖の対処法】の記事で人とあまり比べないようにする対処法をご紹介しています。比べることが少なくなれば、自分への価値を少しづつ感じることが出来ると思いますので、もし少しでも参考にして頂ければと思います。

読んで頂きありがとうございます。

禅人

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