軽い鬱症状とは?人としゃべれない、つまらないと感じた時の対処法

急にですが、

対人関係が劇的に変化をしたことってありませんか?

わたしは、最近また昔のようにいろんな人と会話することが出来るようになりました。

コロナウイルスの影響や、もしくはもっと前から気が付かぬうちに少し鬱であったのかもと今になって気が付いたのです。

なので今回は軽い鬱症状とは、どのような事であるかを自分なりに検証し、それに対してどのようにヒーリングを行えるのかをお話ししたいと思います。

この記事は、

  • 軽い鬱だとご自身で感じている方。
  • 人との会話がなんだか億劫な方。
  • 自分に自信がもてない方。

に、向けた記事になります。

初めに、なぜ軽い鬱状態に陥ってしまったのか、その原因を説明します。

わたしはもともと引っ込み思案な性格でした。

小さい頃は、いつも兄貴に後ろに隠れていたと親から聞きました。

外で遊ぶようになって友達が出来てから、それからはどんどん前向きになっていったのを覚えています。

特に中学生後半からは、女性を意識することに芽生え、シャイボーイから積極的になっていきました。

高校に上がると、彼女も出来て、友達とも遊び呆ける親友と呼べる友もその時に出来ました。

もともと内向的な性格の私ですが、周りの環境により変化をしていきました。信用できる友が周りにいたので、対人関係において恐いという気持ちは生まれませんでした。

しかし、小さい頃にいつも遊んでいた友人からいじめを受けた経験からか大人になってもいつか仲良くなっても裏切られたり傷つけられたりするのだろうと、なかなか信用が出来ないという問題も同時に抱えて生活していました。

しかしながら高校生活や専門学校の時に培った経験は、そのトラウマのような対人関係の経験を飽和してくれました。

その学生を終えて、社会人なるとまたその対人恐怖が少しずつ頭を出してきていたと今になって気が付きます。

知らない土地、知らない人たちとの交流は苦手ではないのですが、大人になってからは、仲良くなるまでにだいぶ距離を取る癖のようなものが出来ました。

これは、どの方も経験があるのではないでしょうか?

もともと私には、そんなに深い話が出来る友は多くはなく、当時浅い関係での付き合い方にも悩んでいました。

深い付き合いの人たちは家によく人が集まることが多かったのですが、結婚や帰国などみんなそれぞれの道に進み、気付いたらよく一人でいるようになりました。

更にはコロナウイルスと他の要因と重なりで、少しづつ軽い鬱の状態を生みだしたのです。

周りに時間を共にする人たちがいなくなると、会話することが極端に減りました。

そのせいで、人との会話の際にめんどくささと同時に恐怖が生まれるようになりました。

いつもだったら目が合ったり気になることがあったら他人に気軽に話しかけることが、億劫になりました。

その後は、人の集まりも避け、人がいないところばかりで過ごすことに。

なぜならば、人と顔を合わせてしまうとなんか話しかけられたり、しゃべることをしなければいけなくなるからです。それを避けたかった。

例えば、

山道でもヒトとすれ違う時が、緊張しました。下記にわたしの脳内をまとめてみました。

【わたしの頭の中】

  • 知らない人が前からくる→なんか言わなきゃいけない?挨拶する、しない?
  • 目があったら何か話しかけないといけないかな?→めんどくせーな。
  • そんな感じで思っているので挨拶もなんだか微妙な元気のないhi→相手の反応悪い、もしくは返事なし→傷つく→もう挨拶なんてしてやんねー。

のように、悪循環を生んでいました。

こんな感じでどんどん、人と接するのが面倒になり、しゃべるのが恐くなりました。

これがわたしが思った、軽い鬱の状態です。

人との接点を恐れると、どんどん人に興味がもてなくなりました。会話しても深い話の仕方も分からなくなり、面白くもない。

自分は、昔高校の時にいつものメンバーといつも恋愛や将来の事、好きな事などを深いところまでシェアして熱く語り合うのが好きな性格でした。

でも最近のわたしは、軽く浅い話をして、また友達なのかただの知り合いなのか、もうそれすらも分からないくらい浅い付き合いで、

そういう人はすぐまた風のように去っていくので、なんだか自分には価値がないのかな?と思うようになり、怠く、つまらないと感じていました。

それからは、自分の性格が良く分からなくなり、外向的なはずなのに内向的な弱さに悩むようになりました。自分の在り方にストレスを感じ始めたのです。

もしかして期待されるがままに無理に周りを楽しませたり、明るくし続けたりしてはいないだろうか?

本当のところは私自身が仲良しこよしを装っている時もあるのではないか?

本当はもっとダークで暗い部分も昔あったこと、本当のわたしの性格とはなんだろうか?

このように、自分のことを深く知りたくなったわたしは、

心理学の本を読んだりや性格診断をしてみたりしました。

診断結果は、ENFP(広報運動家タイプ)と診断されました。

メインは『外向的』でありましたが、感情の部分では『内向的』な情緒不安定な部分もあり、打たれ弱く脆い部分ももっていることを知りました。

自分自身もどっちなんだと思うくらい明るい時と暗い時の差が激しいのです。偽りの自分を演じる性格でもあることも自分がENFPであることで理解が出来ました。

特にパーティー行くとパーっと楽しむようにするのですが、気が付いたら一人外に行き煙草を吸うということを良く行ってたことを思い出しました。(いまはやめました)

そういった大勢の中にいても、一人の時間充電時間が必要で、もともと引っ込み思案でシャイだった部分も持ち合わせていることを思い出すことが出来ました。

人一倍、傷つきいやすいのに安易に、自分の気持ちをないがしろにして大丈夫!とどんな状況にも無理をし応じ続けた。

その結果、すべてがめんどくさくなったのです。

偽りの自分、時間、関係、そんな人間関係に疲れ果てたわたしは、まさに軽い鬱の状態だったのでしょう。

上記のような状態が長く、3年ほど続きました。

で、最近になりまたその症状が治まり、対人関係が劇的に変化したので、それは何が原因であったのかを考えていました。

急にまた自然と自分から気になる相手に話しかけれるようになりました。

街でもカフェでも、山道でも。

それがなにか分かれば、この軽い鬱症状における対処法になると思いました。

あくまでもわたしの体験と思考なので、すべての人に当てはまるかは分かりませんが、もし参考になれば幸いです。

そのなぜわたしがこの3年間で鬱を脱出できたかと思う対処法は、

性格を『内向的』『外向的』を見極める。

これが、かなり重要です。

それを見極める方法は、わたしの行った無料の診断テスト受けてみてもいいと思います。

わたしが良く参考にする心理学者ユングさんベースの『16のパーソナリティー診断』これで、自分がどういったタイプの人間であるかをまず知りましょう。

16Personalities
16 Personalities から引用

これを知ることで、自分に合った人と自分に合わない人とのコミニュケーションに置いての違いを感じることが出来るようになります。

人は、皆同じ感覚や考えを持っていません。

なので、少しでも自分はどういった人間であるかをまず知れば、自分に起こり得る感情の変化などになぜこう思ったのかなどと考えるようになるからです。

そもそも自分に合った対人関係とコミュニケーションを取らないと、無理をすることになりとてもストレスになります。でも、それを避けるにはまず初めに、自分を知らないといけません。

例えば、

ある男性で、あなたに自慢したり偉そうにする方がいたとします。

偉そうな発言をする方の性格は、基本的には自分を大きく見せたい、上に見られたい、コントロールしたい、などがあげられます。

それをまともに彼の話を受け取ってしまうとひどく傷つく、もしくは自己否定にも繋がるでしょう。なぜなら、あなたは彼のうわべ話を深いレベルのところで理解しようとするからです。

彼は、『外向的』な人でしょう。自分を大きく見せることで周りを威嚇したりそれをコミュニケーションとしています。なので彼を否定をしているわけではありません。

きっと彼と同じような性格の持ち主であれば、わたしは、あなたよりももっとすごいし!と罵ったりして会話している事でしょうから、そんな中に一人『内向的』な人がいたら、しんどいでしょう。

相性というか、『内向的』はもっと深い話やその人のリアルを知りたいのに、彼らは外行きの顔でしか会話していません。

そのことに気が付かないで、深くレベルで考えてしまうと温度差もあり、上手く行きません。

これが、人間関係の性格の不一致から生まれるストレスの原因です。

これを見極めれれば、友達関係でも、恋愛関係にもストレスを軽減できると言えるでしょう。

片方が、真剣な話をしているのにそれに同じく深いレベルでの答えを持ち合わせていないとかみ合うわけがありません。

どちらが良い悪いはないのですが、ここをはき違えるとあれ?なんか話しててもつまらない、ってなります。

しかしながら、初めのうちに対人関係において自分がどの位置(性格、会話の重点)にいて、どんな人間観で会話をしてコミュニケーションを取りたいかを明確に知っていないと、鬱が歩み寄り、そして人を信頼できない状況に陥ってしまいます。

信じてはいけないことも信じてしまします。

ジョークをジョークと思えなくて傷ついたりします。

合わない人を見極めて少しずつ自分の対談時間を増やし、自己理解を深めるのです。

これを行った結果、

わたしは、現在、以前のようにどんな人であれ、話をすることが出来るようになりました。

そして、これを知ったお陰で同じ過ちは繰り返さないようになりました。

それは、話かけた時に、単純に相手がどういう人間かを予測し、深く踏み込んでいいか悪いかを判断できるようになったからです。

世の中には、わたしの陥った軽い鬱の状態の人もいます。

わたしが、いつものように明るく話しかければ、誰もが笑顔で返してはくれないこと。世の中には、話したくない人もいるのです。

それを理解できたことは、大きな収穫でした。

自分の性格を知った上で、

会話の際や何気ないやり取りの時に、相手の表情や雰囲気をよみ判断するとより自然と自分に合う人だけと会話を楽しむ事が出来るようになるのです。

是非、一度自分の性格や動向を考えてもらい少しづづ症状の温和を出来ればまた新しく生まれ変わることが出来ますので、参考にしてもらえればと思います。

まとめると、

軽い鬱状態になるのは、外的要因とその自身の内的思考が合わない時に生まれる。

つまり、合わない環境、合わない人間関係と時間を過ごすことで生まれるストレスで更に進行する。

自己理解が出来ていないと、その不一致に気が付くことが出来ない。

対処法は、

自己理解の為に性格診断をし、自分がどのようなタイプであるかを知る。

そして自分時間を設けて、一度しっかりと、自分のこころと対談する。

そうすると、

その合わない人や環境がどれなのか判断が出来るようになるので、知らない間にストレスが大きくなることを防ぐことが出来る。

以上です。

昔に起きた出来事でトラウマになっている事やコンプレックスも鬱の進行の可能性もあります。

その自分では、まだ気が付けていないコンプレックスを知る方法を下記の紹介していますので是非参考にして見て下さい。

【メンタル強化】見えないコンプレックスを知る方法とそのメリット

この度も、読んで頂きありがとうございます。

禅人

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