好きな人を忘れるには? 恋愛で相手がどうしても忘れられない時に考えて欲しいこと

恋愛をした時に、

相手の事がなかなか忘れられなかったり、その人の事があきらめられなくなるのは、単にその相手の事が好きであるからなのでしょうが、

ただそれだけが理由なのであろうかと考えていました。

 

例えば、

昔の彼女や現在好きな人がいてその人の事を忘れることが出来ずに次の恋愛に行けない方、いたりすると思います。

それは、相手がいる(相手がいた)からその思いを忘れられないのではなく、ただ単にほとんどが自分のエゴだったりするものです。

 

この人しかいない!

この人であるからこのような感情になるのだ!

と多くの人は、考えると思います。

この人は、わたしにとって特別な存在である、と。でも待ってみてください。何でだろう?

 

でもよくよく考えてみると、

そういった人は以前にもいっぱいいたなあと思いませんか?

お付き合いして、セックスして、喧嘩して、もう限界と言って別れて、また別の人とお付き合いしての繰り返しがあった人であれば、

なんとなく言ってることが分かると思います。

 

その視点から今の状況をみると、

人に興味を持ったり、忘れられなくなったりするのが、実はその相手だからではないのだということが分かります。彼らの存在自体は、その感情になるのにあまり関係ない。私たちの感情をそのように導いてくれたことは確かであるが、彼らがある特定の特別な存在であるからという考え方にするのは、ただの願望やエゴに過ぎない。

そうそれはなぜかというと、すべて自分の中から来ている感情であって、そこに至っての相手はほとんど関係ないということだ。

それは、初めての恋、恋愛で悩んでいる人も同じです。

失恋したり、フラれたりして、どうしてもその人を忘れられないと考える方に是非一度考えてもらいたいのです。

 

では、何でそう思うのかを一度よく考えてみると、

その人(特別と感じる)とわたし があるからではなくて、

わたしのエゴ(が特別と思い込んでいるだけ)とわたし  で、

あるだけなことに気が付くはずです。

 

どちらもわたしからの発信です。なので、ここでは相手は関係ないという意味です。

 

分かりやすく言うと、

本来、本当に人を好きになる感情すべては自分のうちから来るものである。

例えば、『好き』という感情は、

相手から何かを特別な愛やお金や賞賛などをうけとっているので、あなたは好きになりました!と、そういった感情になるわけではないのです。

 

相手⇔わたし だから好きではなくて、わたし→わたしの感情 だから好きになるはずです。なので相手が何か与えてくれるから好きになった関係は、注意が必要です。

 

特に、おおくの恋愛で間違って相手の事を好きと思い込んでいるケースがこれです。

相手が何か持っていて与えてくれているので好きになるケースです。

 

でも実際にあるべき『好き』『愛』などの感情は、相手が何をしてくれようがしてくれまいが、本来私たちの中から勝手に生まれるものです。ここをはき違えると、エゴが支配し、関係が良くなることはありません。

 

初めから外的要素(相手が与えてくれるすべて)で相手を選ぶのではなく、自分のうちから出てくる感情(直感)に集中するときっと良い結果の恋愛が、続けられるはずです。

だから、相手が愛をくれるから、お金をくれるから、セックスしてくれるから、世話してくれるから、とかを理由で相手を好きだと思い込んでいることをやめることで、その自分自身にある願望やエゴで苦しむ恋愛から抜け出すことが出来ます。

 

ここが理解できると、これからの恋愛はかなり変わってきます。

外的要因で人を好きにならないのであれば、じゃあどうやってこれからの恋愛や恋心をはぐくむの?と思う方、いると思いますが、それへの回答は、すべてが対象者になります。

今後あなたの愛を与えるとされる相手となるのが特定のだれかではなく、すべて(犬や自然なども対象)であり、

そうすることで、自分のすでに持っているもので満たされていきます。

それは、自分自身を愛し認める事でもあるのです。

 

わたしは、恋愛は二人でするものであるという言葉に疑問を持ちました。人間関係は二人いないと成り立ちませんが、感情のコントロール(好きかどうか)は、自分自身でするものです。相手に操作されるものではありません。

というのも、お互いのエゴのバランスを取ることが良い関係であるのか、疑問であったのです。

恋人同士の恋愛でなくとも、結婚した相手ともそうだと思います。人間関係は、利害関係で一緒にいると最終的にどちらかが、苦しくなります。

常に、誰かから何かをお互いが欲している状態では、どのような人とお付き合いしても上手くはいかないでしょう。この人だから上手くいっていると考えている人も同じ状況です。

 

人を愛する時に、

どういう相手かは関係なく、あなたの内側がどう感じているのかだけが重要です。

それだけであなたは満たされようになります。

それは、自分の内からくる感情に従うだけです。

相手が忘れられないのは、その人がいるから(存在)ではなく、自分の欲やエゴそうしているだけです。

 

考え方を変えることで、

その現在忘れられない対象が、まったく特別な存在でなくなります。

個が特別でなくなるのではなく、

その対象がカフェで隣に座っている人見知らぬ人でも、自然や動物たちなど、地球にいるあらゆる生物が特別であり同等に見る事が出来るようになります。

 

どうか、気持ちを楽にしてください。

 

その人、とても大切な人なんでしょう。

だからこそ今回、あなたにとっての一つ大きな学びとなるのです。

 

あなたの感情の成長が、

一つの対象に向けられたものでなく多くのことに向けられるようになることで、

より素晴らしい人生を呼んでくれることでしょう。

 

禅人

 

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